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鬱と診断されたなら|病気と真摯に向き合おう

異変を感じたら病院へ

ドクター

早く気づくことが重要

鬱病は、日本では現在大きな社会問題になっている病気です。その中でも鬱病で苦しんでいるのは、社会に出て働くようになっている大人だけではありません。周りとの競争に追われ、なおかつ将来に展望を見いだせない学生の中にも鬱病を発症し、病気と闘っている人が大勢いるのです。鬱病を発症する人は性格がとてもまじめな人が多いため、症状が現れても自分は怠けているだけ、甘えているだけと認識しがちです。しかし、決してそうではありません。日頃できることが出来なくなってきているのは立派な病気だという事を認識し、できるだけ早く病院に行って診断や治療を受けるようにしましょう。それが完治につながる大きな一歩です。最近、精神的にいつもと違うと違和感を持っている人は、自己診断をしてみましょう。鬱病は心の病であるため、風邪などのように明確な症状はありえません。しかし、鬱病を発症している人の多くが感じる特徴的な症状というのは数多く存在します。なので、その症状に複数当てはまるようであれば、病気を発症している可能性が高いといえます。自己診断は、数週間から一か月程度の自分の精神状態や体調が対象になります。例えば、普段は寝つきがとてもいいのに、ここ最近はよく分からない、不安に常に襲われて寝つきが悪い、または眠りが浅く夜に何度も目が覚めるというようなことは無いでしょうか。夜寝つきが悪い日が続くのは、精神的に不安定な状態である証拠です。さらに普段できることが、常に別の事を考えてしまい、集中できずに継続できないというのも特徴的な症状の一つです。特に自分が好きな趣味に対してさえも情熱を持てないような状態だと、既に発症している可能性はとても高いといえるでしょう。また、体調的な異変としては起床時に頭痛や腹痛を感じることが多くなったり、食事があまり食べられなかったり、または異常に食べてしまって体重の増減が一か月で5パーセント以上あるというのも特徴的な症状の一つです。また、インターネットでは、自己診断チェックが出来る設問がまとめられているサイトも数多く存在します。自己診断をして怪しいなと感じたら、まずは確信が持てなかったとしても精神科や心療内科を受診しましょう。たとえ実際に病気を発症していなかったとしても、精神的に不安定であることは間違いないので、良いアドバイスを受けるとよいです。そうすることで、精神的にとても楽になります。病院の医師が実際に鬱病であるかどうかを判断する最大の基準は患者、または付き添いの家族に対する問診です。本人が気づいていなくても、周りの人だけが感じている異変が存在することがあるので、初めて受診する場合はできれば本人だけではなく、家族や親しい人など普段から自分をよく見てくれている人と一緒に行きましょう。いきなり問診をされても、なかなか自分の症状について答えられない場合も多々あります。そのため、病院に行く前には事前に聞かれそうな内容をメモしておくと良いでしょう。問診で特によく聞かれる内容としては、症状はいつから現れていて、具体的にどのような症状があらわれているか、そして鬱病は必ず発症するきっかけがあるので、自分が精神的、または肉体的に不調を覚えるようになったきっかけもしっかり言えるようにしておきましょう。そして、場合によっては会社や学校などを休んで治療する必要も出てくるため、現在病気によって日常生活や社会生活に支障をきたしているかどうかもよく聞かれる質問です。